鉄道マニアのこじらせ話

鉄道好きも知ってるようで知らない、そんな鉄道の技術をわかる範囲でご紹介したいと思っているブログです。もちろん、それだけではネタが尽きるので、鉄道技術や鉄道以外のお話もさせていただきます。

エリア境界駅

先日、熱海に行ってまいりました。
温泉行きたいなぁ、雪の心配のない熱海にするか、ぐらいの感じです。
移動手段は乗車は行きも帰りも東海道線普通列車です。


行きに乗車したのは1863E列車、高崎発熱海行き普通列車です。
付属編成に乗車いたしまして、乗車した付属編成は小山車両センターのU60編成です。
付属編成自体は籠原からですが、いずれにしろ長距離運用には変わりありません。

1863E列車に1時間以上揺られてたわけですが、JR西日本の新快速の存在がいかにありがたいものか、身をもって経験しました。
横浜~熱海間が75.8㎞の所要時間は約80分、大阪~姫路間が87.9㎞の所要時間約65分なのでね(笑)

1863E列車は熱海に到着後、ホームでそのまま折り返し前橋行き普通列車(1882E列車)となります。
熱海から高崎線を超え、両毛線にまで乗り入れる長距離運用には開いた口がふさがりません。

改札につながる通路で上を見ると案内表示器にはもちろん前橋の文字が輝いているわけですが、静岡方面の東海道線を見るとなんと浜松の表示が。
熱海から浜松も前橋も乗り換えなしで行けるのかと、上野東京ラインの運用範囲の広さとエリア境界駅ならではの表示並びにただただ感心するばかりでした。
同様の感覚は姫路でも味わうことができます。
たまたま夜の姫路に降り立った際に、福山行きの山陽本線が出発の時を待っていました。
その時に福井県敦賀と、広島県の福山に乗り換えなしで行けることに気が付き、驚きを隠せなかったわけです。
今のダイヤは三原行きのようですね。

熱海も姫路もエリア境界に位置する駅、かつ双方のエリアで長距離列車が運転されているので、交わることのないと思われてきた駅名が普通列車の行き先として並ぶ結果となり、膨大な運用範囲を目の当たりできるわけです。
米原もそうですよね、運用範囲は西は播州赤穂・姫路、東は浜松ですかね。

ほかにも同じような駅があるか、調べてみるのは面白いかも。

久しぶりに訪れた熱海は、新たな発見のある熱海旅行でした。
次回以降も熱海の話題が出るかもしれませんので、よろしくお願いします。