鉄道マニアのこじらせ話

鉄道好きも知ってるようで知らない、そんな鉄道の技術をわかる範囲でご紹介したいと思っているブログです。もちろん、それだけではネタが尽きるので、鉄道技術や鉄道以外のお話もさせていただきます。

山陽電車

暑いですね。
ご無沙汰しております、なかなか記事を記す時間がなくて放置しておりました。
少なからずご覧になられてる方もいらっしゃるようなので、頑張って色々書いていければと思います。

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12年前に撮影した山陽5000系による直通特急
先日、鉄道模型メーカー『グリーンマックス』から山陽電気鉄道の5030系が発売されまして、私は旧マーク(通称:太陽マーク)を予約しておりましたので、引き取ってまいりました。
マイクロエースから3000系が発売されて以降、5000系・5030系は関西の模型ファン待望のモデルだったのではないでしょうか?
阪神電車のラインナップは充実してきている中、直通特急に使う山陽電車の方は阿波座の金属キットのみというところで、敷居はだいぶ高かったですからね。
私も山陽電車は幾度となくお世話になっていまして、待ちに待った模型化という感じです。

模型の出来具合ですが、塗装も大変よく塗られており、ライトモデラートしては十分満足できるものです。
造形も素晴らしいですね、顔はそっくりに作られてると思います。
補助排障器の塗装はGMカラーの9番で別途必要という感じですが、まぁそんなに手間がかかるものでもないかなと。

ただ、行先は選択式にしていただきたかったですね。
『手軽に楽しめるよ』ってところが売りなんでしょうけども、無線アンテナとヒューズ箱はユーザー取り付けになってますので、なんだかなぁと思ってしまいます。
姫路行きはもちろん、黄色直通特急や無印特急での運用もありますから、この内容で固定されてしまっている点だけは残念です。
3種類でる5030系の行き先はすべて阪神梅田なんですよね。
サードパーティでステッカー出ませんかね笑

ちなみに・・・
5000系の写真は幌受けがありますが、5030系の模型には幌受けが再現されてません。
5000系の幌受けは6連化される前に併結を想定してつけられたものだそうです。
5030系は6連で登場しており併結の必要性がないことから幌受けはありません。
ですから、『模型に幌受けがないからエラー品だ!!』ということではありませんのでご安心ください。




私と山陽電車とは直通特急が走り出す前からのお付き合いでありまして、つまりは阪急六甲と阪神大石までの乗り入れだった頃からです。
家族旅行で姫路から山陽電車で阪急六甲まで特急をよく乗り通したもので、3000系も5000系にもよく乗りました。
3000系の中間に片開きの側引き戸の車が組み込まれていたことを覚えていますが、いつの間にかなくなっていました。
どのような経緯で組み込まれていたのでしょう?
阪急方面はよく乗りましたが、阪神方面は実はあまり乗ったことなかったんですよね。
ですから、直通特急デビューの裏で六甲直通がなくなってしまったことは大変残念に思いました。


直通特急に初めて乗ったのは、おそらくその年の夏だったと思います。
祖父と一緒に阪神御影から阪神9000系で梅田まで乗ったはずです。
もちろん、この時の9000系近鉄乗り入れ改造の前の仕様ですから、赤帯を巻いた姿の物です。
マイクロエースの同仕様の9000系が手元にありますが、この時の思い出から購入したものです。
梅田からの帰りは山陽電車直通特急で姫路まで乗り通したことをおぼろげながら覚えております。
5000系か5030系かは不明ですが。
その後もJRの振り替え、甲子園へ伝統の一戦を見に行くとき等、直通特急を使うことがあります。

阪神電車はリニューアルで塗装が変わりました。山陽電車もリニューアルが始まってまして、今後カラーリングが変更になっていくと思われます。
マークに至っては太陽マークは皆無になってしまいました。

実車は変わりゆく中、鉄道模型ではその時の思い出を1/150スケールで残し続けてくれます。
今回発売された5030系も、阪神9000系と共に私の昔の記憶を1/150スケールで残し続けてくれることでしょう。