鉄道マニアのこじらせ話

鉄道好きも知ってるようで知らない、そんな鉄道の技術をわかる範囲でご紹介したいと思っているブログです。もちろん、それだけではネタが尽きるので、鉄道技術や鉄道以外のお話もさせていただきます。

模型で楽しむ485系

というタイトルにすると、続編がありそうで内容も非常に濃いものを期待されそうですが、非常にライトな内容であることと、改造手記ではないことを先にお断りさせていただきます。

485系というと、直流1500V・交流20kV(50Hz・60Hz)の3電源走行できる車両として知られています。
3電源で走れるという事、それはすなわち在来線電化区間のほぼ全てを走行することを示しており、事実北は北海道から南は九州まで走行実績があります。
そんな中でも、私は北陸方面の特急が真っ先に思い出されます。
関東出身でありますから、通常ですと『ひたち』が思い出されるべきところでしょうが、やはり国鉄カラーの485系が北陸路を行きかう様子はインパクトが大きかったようです。
その中には大阪~青森を12時間かけて結ぶ『白鳥』も含まれており、北陸路の特急は更に魅力的に見えたものです。


今回は、自宅からTOMIX485系300番台(品番:92426)とその中間増結車(品番:92428)が発見されたと言うことで、これらを基に北陸路『白鳥』末期の編成を組み立てていこうと思いまして記事に書き起こしている次第です。

もっとも、過去にこれを買った時から『白鳥』末期の編成をと思ってたわけですが、当時は何かとうまくいかなかったようです笑


北陸路の『白鳥』末期というとJR西日本京都総合車両所の受け持ち、中間にグリーン車を1両組み込む9両編成の組成を基本とし、混雑期は普通車2両の増結が実施されておりました。
大阪~金沢の『雷鳥』に使用されたのも同一の編成です。


模型で簡単に組み分けできる編成の外観上の特徴を記しますと・・・

・ボンネット先頭車が組成される編成は必ず編成の両先頭車がボンネット(両先頭100番台)
・非ボンネット先頭車が組成される編成は、必ず大阪方が貫通型200番台、新潟方が非貫通300番台(1両のみ489系300番台となる)
・モハユニット3組組成されるうち、両端2組は必ず200番台と同時に登場したグループ、すなわち空調がAU71形・AU13E形となる車両
・残りの1組は2編成のみ1000番台のユニットが組み込まれる以外は初期グループ、すなわち空調がAU12形となる車両
・サロは初期グループと200番台と同時に登場したグループの双方があり、先頭車の形状にかかわらずランダムに組み込まれている

といったところです。
ボンネット車はスカートが大きく切り欠いていて…とかありますが、模型で手ごろに再現はできませんので省略。

これらを基に手持ちで何が足りないか勘定すると、初期グループのモハユニット1組、サロ481、貫通型の先頭車(クハ481-200)が不足することになりますので、何とかして調達します。

幸いにも、今年の夏に再販が行われてたようで、485系200番台のセットは御贔屓の模型店で在庫があることを確認できました。
近いうちに購入します。
初期グループのモハユニット1組(品番:92750)は中古をいくつか見つけることができましたので無くならないうちに注文、すでに手元に届いております。
サロ481は中古でもほとんど出回っておらず中古でわずかに見かけるだけですが、事もあろうかモハユニットを注文したサイトで販売しており、配送費が・・・と言うところで、躊躇しております。
200番台のセットの方を優先的に購入して編成の顔だけはきちんとしておきたいと思いますので、サロ481は最後に回る予定ですがなんとも惜しいことをしました。
消費税10%が懐に与える影響は計り知れませんので・・・


と、JR西日本の京都持ちの『白鳥』末期の編成完成に向けて動いております。
動きがあり次第、更新していきたく思いますのでお楽しみに(?)
(『白鳥』末期の編成は、なんちゃってで組成したKATOのボンネット編成1本とTOMIXのさよなら白鳥号の計2本、既にあるんですけどね笑)