鉄道マニアのこじらせ話

鉄道好きも知ってるようで知らない、そんな鉄道の技術をわかる範囲でご紹介したいと思っているブログです。もちろん、それだけではネタが尽きるので、鉄道技術や鉄道以外のお話もさせていただきます。

巨人、収穫のある勝利

野球の話が続いていますので、今日は貨物の話でもと思いましたが、やはり巨人ファンとしては昨日の試合に触れないわけにはいきません。
収穫のある、大変意義深い勝利だったのではないだろうか。

1.桜井投手の活躍

私は同じ大学出身の校友として桜井俊貴投手を大学時代から現在に至るまで応援してきております。
『いまさら何を都合のいいことを』と思うかもしれませんが、私はtwitterもやっており、そこでは桜井投手に関するつぶやきを多くしてきました。

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2015年春のリーグ戦、立同戦にて先発する桜井投手

いよいよ来たかという思いで、私も野球速報のアプリ、radiko、テレビ、twitterと様々な媒体を駆使して戦況を確認しておりました。
6回~7回で1失点だなと思っていたので久々の先発は合格ではあろうかと思いますが、正直に言わせてもらうと物足りなさは感じます。

投球自体は大変素晴らしく、直球と変化球を効果的に組み合わせることができたのが非常に大きかったのだと思います。
銀仁朗捕手の素晴らしいリードがあっての賜物だが、銀仁朗捕手の要求したところに投げ切れてるからこそリードも生きてくる、際どいインコースにズバズバ攻め込んでいるシーンは大変頼もしく感じたものです。
4回の押出しが持ったいなかったですが、球を制御できてない感じは全くなく、攻めにいった上での四球もあったのでそこまで悪くはない内容と感じてます。
今までは制球を乱して自滅するも次のイニングから復活と言うパターンが多く見られましたが、昨日は終始素晴らしい投球をしており全然違いましたね。
(審判云々というつぶやきも多く見られましたが、言うほど悪い判定ではないと思いますよ笑)

7回投げ切ってもらいたかったところが一番大きいですが、彼の力をもってすればその先まで投げることも不可能ではないとみています。
それは大学時代から彼を見てきている“素人“の私の直感でしか過ぎませんが、見るたびに進化を遂げてきている桜井投手には完投、完封も夢ではないと思っております。

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第46回明治神宮野球大会東北福祉大戦のスコアボード
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18奪三振後のインタビュー

これは18奪三振で大会タイ記録を作った試合です。
(余談ですが、1番ショート山足選手は現在はオリックスの選手、5番ライト辰己選手については楽天の選手で昨日直接対決しております、当時桜井投手と山足選手は4回生、辰己選手は1回生でした。)
この時も緩急をうまく使い、あれよあれよという間に三振の山を築きあげていきました。
18のうち17が空振り三振、1が見逃し三振でしたので昨日よりも空振りの比率が高く全く同じ攻め方だとは思いませんが、やはりこの時のイメージが脳裏に浮かんで重なったことは言うまでもありません。

もちろん昨日は素晴らしいピッチングだったんですよ。
でも先のイメージと相まって、まだ進化できる、もっと進化して欲しいと思っているので、どうしても物足りなさを感じてしまうと言うだけです。

昨日までファンとしても悔しい思いをしてきました。
球場でお隣の方が『桜井ダメね』とご丁寧にお伝えいただいたこともございましたが、昨日の投球はいかがでしょうか?
ネット上でも厳しい言葉が多く並んでいたことも事実です。
そんな方々も見返してくれた投球だったのではないでしょうか?
ファンとしては二重にも三重にも嬉しいものです。
桜井投手にはこれからも進化していってもらい、次回以降の登板も大いに期待したいと思います。

2.おかえり、マシソン投手

更に記さなければならないのが、スコット・マシソンの復活でしょう。
全ての巨人ファンがマウンド上に戻ってくることを待ち望んでいたといっても過言ではありません。
昨日の展開であれば、おそらくすべての巨人ファンが8回あたりにマシソン投手がと思ったことでしょう。
森福投手のワンポイントは想定外ではありましたが笑
ランナーを許したものの、最後は無失点で切り抜けるあたりはさすがと言わざるを得ませんね。
自身の力の他に経験の豊かさも相まってのイニングでしたね。

マイコラス投手が巨人を離れる時、マシソン投手だけは・・・と思ったファンも少なくないと思います。
巨人に残ってくれてありがとう、そしておかえりなさい。
これでブルペンの層がまた厚くなりました。
ここ最近の試合ですと鍬原投手も良いピッチングしてると思うので、勝利の方程式は7回鍬原投手、8回マシソン投手、9回中川投手となっていくのでしょうか?
いずれにしろ、まだまだマシソン投手の力が必要ですね!!


気候の梅雨入りが近付く中、打線も湿っぽくなっているところが気になりますが、この楽天3連戦は投手陣の活躍が大いに目立ちました。
それだけでも意義のある試合で、投手陣の層がグッと厚くなったと実感させられる収穫のある勝ち越しカードだったと感じました。